2018/10/15
イラン中央部イスファハン州ゴルパイガン郡の郡都で、人口約5万人。
標高1830メートルに位置します。
ゴルパイガンは「花の砦」「チューリップの土地」を意味し、一説によるとササン朝の武将であったバフマンの娘、サミラによって建設されたとされます。
サファヴィー朝のイスファハン総督であったパルサダン・ゴルジージャニージーは罷免された後、アッバス2世からイスハク・アガー(祭祀長)に任命されこの地の5つの村を与えられました。
ゴルパイガンで産出される絨毯は、メダリオンやコーナーにハジ・ハヌミのロゼットを配したデザインが大半。
赤いフィールドには複数の花瓶文様が置かれることが多く、エレガントな雰囲気を漂わせています。
ペルシャ結び、ダブル・ウェフト。