ペルシャ絨毯産地67【マハラト】|ペルシャ絨毯専門店フルーリア東京

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イラン中西部マルカジ州マハラト郡の郡都で、胸の病に効くと言われるマハラト温泉があることで有名です。

ザグロス山脈から注ぐアナルバール川沿いに位置し、ビニールハウスによる花卉栽培が盛ん。

毎年8月の終わりには花祭りが大々的に開催されます。

1875年にイラン人として最初に米国の市民権を獲得した、旅行家にして政治運動家であったハジ・サヤーフ(ミールザ・モハンマド・アリー)はマハラトの出身。

町の周辺には古くから人が住んでおり、ヘレニズムやゾロアスター時代の遺跡があります。

かつては北部のマハラテ・バーラー(上マハラト)、中部のマハラテ・ガーレ(中マハラト)、南部のマハラテ・パイン(下マハラト)の三つの地域に分かれていました。

ハジ・サヤーフ(1836~1925年)

アラク地方で産出される絨毯はそのグレードにより「サルーク」「マハル」「ムシュカバド」の三つに分類されますが、そのうちのマハルはマハラトに由来する名です。

しかし、実際にマハラトで生産されているのは最高級品であるサルークが主流。

なお、イラン絨毯公社(ICC)においてはサルークの呼称を用いず、「マハラト産」として出荷しています。

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