ペルシャ絨毯産地3【アルデビル】

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アルデビルはイラン北西部、アルデビル州の州都で、サバラン山の麓、標高1,500メートルにある高原都市です。

夏には避暑地として多くの観光客が訪れ、とりわけアルデビルの西29キロにあるサル・エインはイラン有数の温泉リゾートとして人気。

人口は約65万人で、住民の大半がアゼリーです。

町の歴史はアケメネス朝にまで遡り、アルデビルの名はゾロアスター教の聖地を意味する「アルタヴィル」に由来するとも言われます。

またこの町は、やがてサファヴィー朝を興すこととなるサファヴィー神秘教団発祥の地としても知られ、市内には教団の開祖シェイフ・サフィ・ウッディーンを祀る霊廟があります。

ペルシャ絨毯の最高傑作といわれる「アルデビル絨毯」は、かつてこの廟に納められていたもの。

アルデビル絨毯の名は廟があるこの町に由来しています。

シェイフ・サフィ・ウッディーン廟

もともとアルデビルで産出される絨毯は織りの粗い典型的なビレッジ・ラグでした。

第二次世界大戦中、コーカサスが油田地帯をめぐる独ソの激戦の舞台となり、そのためシルワン産をはじめとするコーカサス絨毯が市場から姿を消しました。アルデビルでコーカサス風の絨毯が製作されるようになりました。

絹の産地として知られるだけあって、パート・シルクの技法を用いた作品もよく見かけます。

1970年代からはタブリーズに倣ったヘラティ文様の絨毯が製作され始めました。

トルコ結びで、ニム・ルール・バフトとルール・バフトがあります。

 

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