グーチャン

イラン北東部にあるラザビ・ホラサン州のグーチャン郡の郡都で、人口約10万人。

住民にはクルド人が多く、その他イラン人、トルクメン人がいます。

この地にクルド人がいるのはウズベク人の侵攻への防波堤とするためサファヴィー朝のアッバス1世によってラシュト、ベラミン周辺から強制移住させられたから。

コペト山脈とシャー・ジャハーン山脈の谷間1200メートルに位置し、トルクメニスタンとの国境に近いグーチャンでは、穀物栽培が盛んで、かつてはワインの産地としても有名でした。

また、1747年にアフシャル朝のナーディル・シャーが警護隊長であったサラ・ベイに暗殺された地としても知られています。

1893年に地震に見舞われ1万人の死者を出して町は壊滅し、現在の町は1895年に約10キロ離れた場所に移されました。

グーチャンで産出される絨毯はタフト・バフトの薄い作りで、クルドならではの大胆な幾何学文様のほか、近くのトルクメンやバルーチの影響を受けた作品も多く見かけます。。

パイルや縦糸にカスピ海沿岸産の絹糸を使用した作品も珍しくありません。

また、オール・シルクの絨毯も製作されており、表裏の両面にパイルのある「ダブル・フェイス」も僅かながら見かけます。

ノットはトルコ結びとペルシャ結びの両方があります。

 

 

お問い合わせ

ご質問・ご相談などがございましたら、
お電話やメールフォームよりお受けしています。
お気軽にお問い合わせください。

TEL
03-3304-0020