ペルシャ絨毯産地29【サブゼバー】

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イラン北東部ラザビ・ホラサン州のサブゼバー郡の郡都で人口約20万人。

かつて「ペイハグ」と呼ばれていたこの町は、マシャドからテヘランへと至る幹線上に位置し、葡萄とレーズンの産地として有名です。

町の歴史は古く、エラム王国の時代にまで遡ると言われます。

14世紀にティムールが侵攻し、町は壊滅。

9万人にも及ぶ住民が虐殺され、すべての男性は斬首の後、切断された頭部で三つの山が築かれたと伝えられます。

1507年にヘラートを占領してティムール朝を滅ぼしたモハンマド・シャイバーニー・ハンのウズベク・ハン国がホラサンに侵攻。

メルヴの戦いでイスマイル1世のサファヴィー朝軍を破り、サブゼバーはウズベク・ハン国の支配下に入ります。

サファヴィー朝第5代君主アッバス1世はイスファハンに遷都した翌1598年、ホラサンに軍を進めてこれを奪還し、サブゼバーは90年ぶりにペルシャに復帰しました。

メルヴの戦い

19世紀末、タブリーズ商人の指導のもとに絨毯製作を始めたマシャドとほぼ同じ時期にサブゼバーにおける絨毯産業は興ったものと考えられます。

サブゼバーで産する絨毯はマシャド産に似たやや暗めの赤が特徴。

フィールドにはゴル・ファランギの花束が配置されたデザインをよく見かけます。

マシャド産に比べると織りは粗いのですが、それだけ安く、丈夫なこともあってヨーロッパで人気です。

ペルシャ結び、ダブル・ウェフト。

 

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