アバデ

アバデはイラン南西部にあるファース州アバデ郡の郡都であり、北ファースでは最大の町。

人口は約6万人で、住民にはカシュガイやルリ、アフシャルの定住民も多くいます。

ササン朝の時代からアバデ周辺には城塞が築かれていましたが、本格的な町として発展したのはシラーズが首都となったザンド朝の時代から。

標高2,000メートルの肥沃な高原地帯に位置するアバデは、北ファースの主要な農作物の集積地として、また胡麻油、蓖麻子油のほか、絨毯、木彫、ギーベと呼ばれる布靴などの手工芸品の産地として有名です。

ギーベ

かつてこの町で製作される絨毯は「ジリ・スルタニ」に代表されるユニークなデザインで知られていましたが、最近では「ヘバトゥルー」とよばれる、カシュガイ風の幾何学的なメダリオン・コーナー・デザインがほとんど。

縦横糸には木綿が使われるので、一般にウールを使用しているカシュガイ産やシラーズ産との識別は容易です。

青い横糸が用いられることもしばしば。

ランナーを含むすべてのサイズを製作していますが、もっとも多いのはドザールです。

ペルシャ結び、ダブル・ウェフト。

 

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