ペルシャ絨毯産地62【フェラハン】|ペルシャ絨毯専門店フルーリア東京

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フェラハンはアラクの北、サルークの東にある地域の名です。

フェラハンでは1880年代に絨毯製作が始められたと言われています。

大きなメダリオンを持つ、ややジオメトリックな花葉文様が特徴で、パイルはペルシャ結びで結ばれており、太い横糸を1本だけ掛けるシングル・ウェフトの構造が特徴。

フェラハン周辺では1890年頃からタブリーズの職人の指導を受けてトルコ結び、ダブル・ウェフトの絨毯が製作されはじめます。

このタイプの作品もフェラハンと呼ばれることがあるのですが、当時は「サルーク」と呼称されて区別されていました。

今日、ダブル・ウェフトの作品は「フェラハン・サルーク」と呼ばれることが多くなっています。

 

フェラハンとフェラハン・サルーク

また、マラヤー絨毯に似ていることから「フェラハン・マラヤー」と呼ばれることもありますが、マラヤーではトルコ結びを用いているのでマラヤー産と別物であることは明らかです。

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