『リンだとRin太の土曜番長』で紹介されました|ペルシャ絨毯専門店フルーリア東京

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RSK山陽放送の人気番組『リンだとRiN太の土曜番長』でフルーリア・ショールームが紹介されました。

「リンだ」こと小松千絵アナウンサーが町の注目スポットを紹介する『こまさんぽ』。

2016年12月は廣瀬麗奈アナとともに岡山県倉敷市を訪れています。

クリスマスイヴの放送では、フルーリア・ショールームと倉敷アイビースクエア・オルゴールミュゼが紹介されました。

以下、放送内容です(敬称は略させていただきます)。

 

♣こまさんぽ♣

小松:今日は倉敷市中央に来ています。いま中央通りを歩いているんですけど…フルーリア・ショールーム。

廣瀬:これ絨毯ですね。

小松:そう、絨毯。いろんな柄があってね、赤い絨毯とね、青い絨毯が掛けてあるんだけども、これペルシャ絨毯!

廣瀬:ペルシャ絨毯!

小松:…が、あるということだけ私、知っているんだけど。

廣瀬:どんなものなんだか、よくわかんなくて。

小松:そうですね、気になる。行ってみましょう。

廣瀬:行ってみよう。

小松:こんにちは~。

廣瀬:こんにちは~。

小松:見て!

廣瀬:すごい!

小松:壁一面に、床にも。

廣瀬:床にも絨毯があって、壁にも何枚も。

小松:掛けられてますね、へえ~。

廣瀬:へえ~、畳二枚分とか三枚分とかのものもあるんだ。こうやって丸めてあるものもあって…。

小松:丸められてますね。

廣瀬:いろんな種類がありますね~。

小松:こんにちは~。

廣瀬:こんにちは~。

佐藤こんにちは、いらっしゃいませ。

小松:フルーリア・ショールームの佐藤直行さんです、よろしくお願いします。

廣瀬:よろしくお願いします。

佐藤:はい、よろしくお願いいたします。

小松:すごいですね、これ「ペルシャ絨毯」で大丈夫ですよね。

佐藤:そうですね、イラン原産の手織の絨毯をペルシャ絨毯と言いますんで。ペルシャ絨毯が手前どもの方ではだいたい9割ぐらいですかね。あとはアフガニスタンとかトルコとかその辺も一部扱っております。

小松:こちらでペルシャ絨毯などを販売しているお店ということでよろしいんですか?

佐藤:ええ、さようでございます。

小松千絵アナ

小松:いろいろありますけど、何種類という言い方でいいんですか? どれぐらい用意していらっしゃるんですか?

佐藤:常時こちらのショールームの方に置いておりますのはだいたい…まあ、ちょっと私も細かく数えてはいないんですけども(笑)、おそらく200枚くらいじゃないかと思うんですけど…小さいサイズも入れましてね。

小松:へえ~、お店はできてどのくらいなんですか?

佐藤:間もなく2年ですね。

小松:それはおめでとうございます。

佐藤:ありがとうございます。

小松:なんか高そうなイメージあるんですけど。

廣瀬:イメージあります!

佐藤:やっぱりペルシャ絨毯というとね、すごく高級で値段が高いというイメージをお持ちの方が多いと思うんですけども、私どもで扱っていますのは超高級品というか、そういうものよりもですね、むしろ楽しみで敷いて使えるような割とお手頃なもの中心に扱っているんですけどね。

小松:へえ~。

廣瀬:へえ~。

佐藤:ですからサイズとか織りの細かさとかレベルにもよるんですけども、だいたい2畳弱ぐらいのサイズでしたら10万ぐらいから。4畳ぐらいのサイズで20万とか、それぐらいでもありますんでね、機械織のいい絨毯よりもお手頃な値段でお求めいただけるぐらい。

小松:どうでしょう、一番のおすすめ…今日ある中で佐藤さんの一番のおすすめといったらどういったものですか?

佐藤:そうですね…。私どもで扱ってますものというのは、どこにでもないものというか、日本でもなかなか手に入るどころか見る機会もないっていうものを中心にやってるつもりなんで…。

50年以上経ったものをオールド、100年超えたものをアンティークって言い方するんですけれども、そういうオールド、アンティークの絨毯とかですね。ただ古いものというのは実際新品で古くなったものっていうのもあるんですけども、やっぱり踏まれて使われていたものっていうのもありますから。擦れちゃって地糸が見えているようなものっていうのも結構多いんですけども、私どもでチョイスしておりますのは新品に近いコンディションのものだけ、もしくはまったくの未使用のものか実際に現代物と同じように敷いて使えるものっていうのを中心にセレクトしているですけどね。ですから、いまこちらにございますのは…

小松:いま壁にかかっているあちらですかね、赤い地に絵みたいな…。

廣瀬:そうですね、鳥の絵が…。

小松:鳥の絵が描かれている絨毯ですけれども。

佐藤:はい、これは19世紀の終わりにイランの真中辺りですね、カシャーンという町がありまして、カシャーンの少し外れにあるアルンという村で作られた絨毯なんですけれどもね。

小松:へえ~。

廣瀬:へえ~。

佐藤:ペルシャ絨毯って、遊牧民がテントの中に敷くような、あとは村で自分たちの生活のために作ってるものじゃなくて、いわゆる輸出とか商業用に作っている絨毯というのは一回歴史が途絶えてまして。で、サファヴィー朝っていうペルシャの王朝があったんですけど、それが18世紀に滅びちゃう訳ですよね。アフガン人が入ってきて滅びちゃって。それでそれまで絨毯っていうのは王室お抱えの工房というのがいろんな町にありまして、そこで外国の王様に献上するものとか、あとは宮廷用の絨毯とかそういうのを作っていたんですけれども、1722年にアフガン人が侵攻してきて、それでサファヴィー朝が滅んでしまって、それでいわゆる町で作る絨毯の歴史はそこで途絶えちゃうんですね。

小松:ふ~ん。

廣瀬:ふ~ん。

廣瀬麗奈アナ

佐藤:それが19世紀の中ごろになって復興していくんですけれども、ちょうどカシャンっていうこの絨毯が織られた町で復興した当初に作られたものなんですね。

小松:ほ~~そうなんだ。じゃあ、結構貴重ですよね。

佐藤:そうですね、実際この年代のこのクラスのものでこれだけのコンディションがよければ、本当に博物館に入ってもいいぐらいの。

小松:わあ~~。

廣瀬:へえ~~。

小松:博物館レベル!

廣瀬:それは貴重!

小松:何年前のものとおっしゃってましたっけ?

佐藤:19世紀の末ですんで、だいたいおそらく1890年ぐらいの作品だと思いますんで、120年とか30年とかそれぐらいでしょうね。

小松:こちらにお写真もありますけど、これはちょうど絨毯を作っているお写真ってことですか?

佐藤:そうです、そうです。これはですね、カシュガイ族っていって、イランの南の方にトルコ系の遊牧民族がいるんですね。いまは定住している人もいるんですけれども、推定40万人とかいわれているんですけれども、その人たちが絨毯を織っているところの写真なんですね。

小松:こういう風な形で作られてるんですか?

佐藤:実際もちろん手織ですから全部手で結んでいって作るんですけれども、この写真の場合は地べたに機を置いてありますよね。

小松:そうですね。で、いろんな糸が置いてあって…いろんな色の。地べたに座って、二人が。

廣瀬:はい、座って…。

小松:で、「頑張れ、手織りで!手織で!」って織ってますけど。

佐藤:はい、これは遊牧民独特の絨毯の織り方なんです。通常はそちらのほうに絨毯の機(はた)のサンプルを置いてありますけれども…

小松:ああ!

廣瀬:入り口横に!

小松:ホントだ、これ。

廣瀬:機が。

佐藤:町で作る絨毯っていうのはそういう垂直機っていいまして、直立してるんですね、機が。

小松:垂直に立ってますね。

佐藤:遊牧民っていうのは水平機っていいまして地面に棒切れみたいなので組んで、それで作るんです。だから遊牧民の絨毯って結構曲がってたりするんですけれども、それがかえって面白いというかね。

小松:味になりますよね。

佐藤:そうですね。面白いのはたとえばお母さんと娘さんと一緒に作った絨毯なんていうのは、お母さんはもう何枚も作っているわけですよ。娘さんはまだこれが初めてとか2枚目とか、やっぱりお母さんは上手で娘さんは下手なんです。で、2人並んで織るんで、半分はすごく綺麗にできているんだけど半分は下手くそっていう絨毯、そんなのもあったりね。

小松:あ~。

廣瀬:へえ~。でもなんかいいですね、面白い。物語というか…。

小松:人の手を感じますよね。

佐藤:そうですね。で、特に遊牧民の絨毯っていうのは下絵っていうかデザイン画がなくて、、代々自分たちが受け継いできたデザインで下絵を見ずにタッタ、タッタと織っていきますんで、結構間違いがあったりするんですけど、それがかえって面白さというかですね。

小松:へえ~。

廣瀬:へえ~。

小松:そのペルシャ絨毯をやろうと思ったきっかけとか何かあったんですか?

佐藤:私、昔イラクの方にですね、ちょくちょく行ってたことがありまして、で、その時は絨毯なんかまったく興味なかったんですよ。でもやっぱり現地で、イランの隣の国ですからイラクっていうとね、やっぱりペルシャ絨毯結構いろいろと入ってて、100年以上前のアンティークのものとか、そういうのを見せてもらったりして、それで興味が出てきたっていうかですね。で、インテリアデザイナーをやってたんですけど、アッと気づいた時にはこういう世界に入ってました(笑)。

小松:あ~。いつの間にか虜になっていた…。

佐藤:はい。だから結構、絨毯怖いっていうか、ハマる人っていうか、そういう方も実際結構いらっしゃいましてね、最初は玄関マット、小さなサイズのもので、手頃なもので1枚お求めになって、私どものお客様でもそうなんですけど、いままで1枚だけ買って終わられた方って実はそんなにいらっしゃらなくて…。

小松:へえ~。

廣瀬:へえ~。

小松:じゃあ、買ったら次が欲しくなる…。

佐藤:そうですね。ペルシャ絨毯といってもイラン国内に織っている産地もいろいろあれば、町で作っている折の細かい唐草文様の曲線のね、エレガントな絨毯もあれば、遊牧民が作った素朴な絨毯なんかもあるんで、これもうキリがないっていうか、1枚1枚柄も全部違う訳ですから。

小松:そうですね~。

廣瀬:ねえ~、買いだしたら…。

佐藤:それでズルズルと行っちゃう方って結構いらっしゃいますね。私もそのうちの1人ですから(笑)。

小松:(爆笑)

廣瀬:(爆笑)

小松:お店の営業時間っていうのはどのようになっていますか?

佐藤:営業時間は午前10時から午後7時までですね。

小松:で、お休みは月曜日?

佐藤:はい、さようでございます。

小松:で、電話番号などは?

佐藤:はい、086-435-0470(※東京に移転しました)です。

小松:086-435-0470(※東京に移転しました)。ホントにわかりやすいですね。

佐藤:はい、市立美術館のホントに真正面ですから。

小松:窓から見ると、もうペルシャ絨毯が待っていますから(笑)。

廣瀬:はい、見られます(笑)。

小松:見てそうやって佐藤さんにいろいらお話聞くだけでもいいですか?

佐藤:もちろん、もちろん、結構ですよ。ペルシャ絨毯に限らず手織絨毯のことでしたら一通りはわかるつもりでおりますので、お使いになってて何かご不明な点とか疑問点とかありましたらね、その辺も遠慮なくおっしゃっていただければ。お答えできる範囲ではお答えいたしますんで。

小松:じゃあ、ぜひプチ絨毯博物館と合わせてということですね。今日はフルーリア・ショールームにお邪魔しました。ありがとうございました。

廣瀬:ありがとうございました。

佐藤:ありがとうございました。

※2016年12月24日放送 小松アナと廣瀬アナ、2人ともとても可愛かったです。お疲れ様でした!

ペルシャ絨毯専門店フルーリア東京

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