「○○デパートに卸している」の嘘

「うちは◯◯デパートに卸している」と言う絨毯屋があります。

イラン人経営の店に多いのですが、大抵の場合、彼らが取引しているのは百貨店ではなく、百貨店の取引先である卸問屋。

つまり、百貨店と取引している訳ではないのです。

百貨店出入の卸問屋にしても、最近はペルシャ絨毯を直輸入しているところは少なく、主にイラン人が経営する絨毯屋から委託で借り受けた商品で賄っているのが実際。

そうした事情があるにせよ百貨店の名を語り、ときに粗悪品を高値で販売するのは許されることではありません。

話そのものがまったくの嘘である場合もあります。

これは百貨店にしてみれば実に迷惑な話。

百貨店の名を借りなければ信用が得られないと考えるのは、自ら疚しいことがあるのを認めているからでしょう。

真っ当な商売をしている自信があれば、そうしたことを口にする必要はないはずです。

いずれバレてしまうような嘘をつくのは、その場限りの商売をしている証拠。

そんな店がお客様の信用を得られるはずがありません。

蛇足ながら、日本からの観光客が多く訪れるトルコの絨毯屋の中には「日本の◯◯デパートに卸していて、そこでは5倍の値段で売っている」だとか「◯◯デパートと提携しているので、何かあればそこがすべて面倒をみてくれる」だとかいった嘘を平気でつくところがあります。

そのようなことは100パーセントありませんから、騙されないようご注意ください。

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