サデク・セーラフィアンの作品|ペルシャ絨毯専門店フルーリア東京

サデク・セーラフィアンの作品

イラン国立絨毯博物館が所蔵する一枚。
サデク自身がホセイン・モッサバル・アルモルキとともにデザインしたもので、「ゴロ・パルバネ」(花と蝶)と題された作品です。
陰影を用いて織り出された花々は写実的で、植物図鑑を見ているかのよう。
一見しただけではわかりにくいのですが、整然と並べられた花々に交じって7匹の蝶と8羽の鳥が織り出されています。
アルモルキのデザインでセーラフィアン一家の代表作の一つとなっている「ゴロ・ボルボル」(花とツグミ)に似てはいるものの、本作に登場する鳥たちはあくまで脇役で、その点がゴロ・ボルボルとの大きな違いといえるでしょう。
画像ではわかりませんが、最下部のキリム部分に「イラン=イスファハン=サデク・セーラフィアン」のサインが織り込まれています。

【サデク・セーラフィアンの解説】を見る

 

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